2019年7月30日火曜日

武田の特権



遅くなりましたが絶対に毎日投稿は止めません。

今日の練習風景の一部をお見せします。




これは、「ペンタゴンバー」というものです。
今までのウエイト器具とは一線を画している器具で、知っている人すら少ないでしょう。

今までのウエイト器具は地面に対して垂直方向の動きがメインのものが多いです。
しかし、野球の動きで垂直方向のみに動く動作ってほとんどないですよね。

このペンタゴンバーは前への出力を出しながらトレーニングができます。
ペンタゴンバーがあることでより野球に近づけた動きの中でトレーニングができます。
これは今までに無かったものです。
ここには書ききれないほど良い要素満載です。

もちろん、従来のウエイト器具にも必要なものはありますし、
Jrでも取り組み続けています。

他のウエイト器具はあるかもしれませんが、ペンタゴンバーで練習できる学校は日本中
を見渡してもそうそうないと思います。

いわばZebrasJrの特権です。
これを活用しない手はありません。

Jrが大事にしている「環境」はやはり特別なものであるべきです。
毎日環境を進化させていきます。

2019年7月29日月曜日

継続力



今日は久しぶりの練習でした。
バッティングに守備、バラエティスローなど3時間の練習です。
さすがは少人数、めちゃめちゃみっちりやり込めます。

最近つくづく難しいと感じるのが、継続力の育成です。
やはり嫌なものはしたくないんですよね。
特に股割り。笑

ここはもっと工夫しなければ。
いくら重要性を伝えたところで中学生。
やはり嫌なものからは少しずつ遠ざかります。

ここはこちらの踏ん張りどころ。
練習でも股割りの時間はわざと取ります。
本来は短い練習時間はグランド練習に時間を割きたいところですが。
それを差し引いてでも股割りは大切なんです。

必要なことは伝えていますが、やはり自分で定着させなければ意味がない。
言うのは簡単ですがやるのは難しいです。
大人目線では解決しない事だらけです。

この生徒たちが長期的に見て幸せな野球人生になる様、愛情をもって接します。
継続力。大きな課題です。

2019年7月28日日曜日

水分侮るべからず



暑い夏。
水分補給はみなさんされていると思います。

でもどのくらい水分を摂っていますか?
もしかしたら足りていないかもしれませんよ。

Jrでは、毎日2L以上の水分を摂る様に言っています。
練習がある日もない日もです。
もちろん、練習がある日はもう少し量は増えますね。

なぜ練習のない日も水分を摂る必要があるのか。
「ウォーターローディング」という言葉があります。
簡単に言うと、常に体内に必要量の水分を確保しておく事です。

そのウォーターローディングに必要な水分量が、最低2Lと言われています。
もちろん、体格差はありますが、基準を設ける事でより意識します。

脱水状態は単純に身体能力を低下させます。
練習があるそのときだけ飲むのではなく、常に飲むので体に水分が充満します。
そうでなければ足りなくなります。

毎日2L、やってみてください。
意外と意識しないと飲みきれないですよ。
もちろん大人の方にも有効ですので、ぜひ取り組んでみてください。

2019年7月27日土曜日

ボクサー目線な野球選手



https://www.youtube.com/watch?v=sgnH1-gLxfA

世界2階級王者を達成しているボクサーのワシル選手の動画。
帽子にゴムでテニスボールをつけてトレーニングしています。

素早く動くボールを立体視しつつ上手にボールに拳を当てる。
これができないと長く続けられません。

お気づきの方、すでにご存じの方もいらっしゃるでしょう。
これ、野球も一緒なんです。


ピッチャーの投げたボールを立体視して上手くバットをボールに当てる。
守備で飛んできた打球を立体視して上手くグローブで捌く。

ほとんど一緒じゃないですか?



Jrでは入学からずっと取り組んでいます。
最初は2回しか続かなかったのが、今では連続で100回近くできる様に。
徐々にボクサーっぽい動きも入れていきます。
ゆくゆくはボクサーレベルまで行きたいですね。

個人的に購入して家でもこれで遊んでいるそうです。
遊び感覚で練習になる。
これってこの年代だと大事な要素なのかなと感じます。
その分練習メニューには工夫が必要ですね。

この練習は色んな合間にできるので重宝しています。

短い練習だからこそやる事を明確に。
少人数の長所を活かしていきます。


2019年7月26日金曜日

新たな一歩



今日は高校野球について話したいと思います。

昨日から話題になっている大船渡高校について少しだけ触れたいと思います。

結果的に、大船渡高校は甲子園を逃しました。
その際の采配等について議論が活発になっています。

私はこの議論こそが高校野球界の発展には必要な事だと思います。
是非は誰にも決められません。
ただ言える事はチームの方針や意向について何か言える事はないと思います。

私は、甲子園に行くことに大きな魅力は感じません。
もっと魅力のある事があるからです。

ただ、甲子園に賭けている球児がいる事も事実です。
そういう人にとっては理解に苦しむと思うし、甲子園に行くことがすべてではないという考えの人には理解できる話なのかなとも思います。

ただ、チームにはそれぞれビジョンがあります。
それは誰のものでもなく、紛れもなくチームのものです。

注目されていた高校だけに、取り上げるメディアの数も多いです。

これをきっかけに選手ファーストの高校野球を目指してほしいと思います。

高校野球界も新たな一歩を踏み出したと信じます。

2019年7月25日木曜日

夏本番



今日7月25日、ついに中国地方の梅雨明けが発表されました。
早速最高気温が予報で32度。
これからもっと暑くなりますね。

皆さん体調管理だけは怠らないようにしましょう。
夏風邪は手強いですから…

選手の体調管理は風邪予防だけではありません。

そう、体重やコンディションも管理が必要です。
暑い夏、外にいるだけで体重は減っていきます。
部活動で動いている間は特に減りますね。
一日試合を終えると体重が4キロも減ったという事も聞いたことがあります。

そこで、どうしたら体重を減少を最小限に抑えつつ練習ができるか。

それは、練習時間の設定と栄養だと思っています。

人間の身体は常に体重の増減を繰り返しています。
食べ物や飲み物を摂取すれば体重はもちろん増えます。
エネルギーが足りなくなったりすると、どんどん減っていきます。

常に体重を一定に保つのは不可能です。
だから、体重が減る状況を最小限にする事が重要です。
そのためには練習時間の設定はマストだと思います。

練習時間を極端に少なくするという事ではなく、上手に設定することです。
だから、少ない時間で良い練習をする事が大事になるというのもありますね。

そして、きちんと3食はマストで摂る。
+αでプロテインなどサプリで補う。
体重が少ない生徒は朝食が食べられていない子が多いです。

現在、Jrの体重は徐々に増加しています。
この暑い夏休みがストッパーにならないよう、話していきたいなと思います。




2019年7月24日水曜日

レベルアップ



夏休み練習3日目。
生徒たちも徐々に生活リズムに慣れてきました。
ただ、3時間の練習にバテてしまうスタミナのなさ。
これからです。

今日は久しぶりに晴れたのでバッティングを行いました。
普段なかなか遠くに飛んでいくバッティングができなかったんですが、
今日バッティングをしてみて…

格段に成長している。
こんなにわかやすく成長することもあるんだなぁと思いました。

同時にやっぱりこうやって育っていくことが大切だなと。

その後ウエイトもしましたが、
ウエイトのテンションが良い。
実は今の高校一年生はウエイトのテンションが課題でした。
お手本のようなテンション。

こういう良いところは失わないように工夫していかないとなと思います。

実際、まだ中学生にはまる練習が確立されていません。
こういうところを足掛かりにして、中学生が夢中になりつつ成果が出る練習を探します。

まだまだ野球界の先を行くには足りないものだらけです。
明日から4日間一旦オフ。

宿題もやらないといけません。
またリフレッシュしてグランドに来てもらいましょう。




2019年7月23日火曜日

野球界の常識を覆す



夏の大会が始まる1週間ほど前でしょうか。
様々な記者の方が頻繁に武田高校の練習を取材しに来てくださっていました。

取材をしてくださった方でJrにも大変興味を持っていただいた方が
今回書いた武田高校の記事にJrについても載せてくれました。

https://project.nikkeibp.co.jp/mirakoto


我々の目的やビジョンを理解し、世に広めていただけるのは光栄なことです。

まだ世間はJrの事を知りませんし、知っても気にも留めないと思います。
だからこそチャンス。
周りとの差はどんどん開いていきます。
5年後には大きなインパクトを世に残します。

そういうスケールでこの活動をしています。
野球界が動くには大きなインパクトを与えるしかありません。

見ていてください。
我々は必ず野球界を動かします。

2019年7月22日月曜日

選手ファーストとは。



昨日、第43回日米大学野球選手権大会が終了しました。
3勝2敗で日本の勝利。
MLBの金の卵が集結したアメリカに勝った事は素晴らしいと思います。

ただ、負けたアメリカにすごく感じるものがありました。

https://news.infoseek.co.jp

アメリカ代表のマクドネル監督のインタビューは非常に興味深いと思います。
何より、選手ファーストがブレない。
毎試合違う投手が先発し、その中で戦う。
普段、アメリカでの登板間隔がそもそも日本とは違うので、
このシリーズだけ登板間隔を変えるという事はしていませんでした。

それは何故か。

選手の未来を見ているからだと思います。
インタビューにもありました。
『この子達は金の卵だ。何より安全、将来を考える。』

口で言うのは簡単です。
実際に行動に移すのは本当に簡単ではありません。
メディアの声は大きな影響、力を持っています。
メディアに反応した世間の声もそれはそれは大きいでしょう。
もちろん選手も負けたくないでしょうから出たいと言うかもしれません。
しかし、ブレない。
そして相手へのリスペクト。
だからアメリカのベースボールは素晴らしいと思っています。

「選手ファースト」
口で言うのは簡単です。
日本で選手ファーストと言う人はかなりいます。
しかし、実行に移せているのはほんのわずかだと思います。
ほとんどの人が口だけです。

安全性を確保するだけが「選手ファースト」ですか?
将来は?
野球の楽しさは?

「選手ファースト」
このままではただ使い勝手の良い言葉になってしまいそうです。


口だけにしない。と口だけで言わないように。

自戒をこめて。

2019年7月21日日曜日

勝負の厳しさ



今日は、高校野球部Zebrasの公式戦で、二人の生徒が観に行きました。

結果は残念ながら敗北。
初めて指導者としての夏権、高校野球の難しさとはこれかと思いました。
Zebrasらしさが出ていただけに、悔しいです。
ただ、野球界を変えるという目的に対する気持ちはブレません。

さぁ、素晴らしい3年生の姿に生徒たちは何を感じられたでしょうか。
何か少しでも感じる事があり、それが行動につながるものになってくれると嬉しいです。

3年後には自分たちも同じ舞台に立っている可能性があります。
5年後には最後の夏の大会を迎えています。
まだまだ5年後?
いえたった5年しかありません。
その時は刻一刻と近づいてきています。
この文を書いている今この時もです。

自分の野球生活をどのようにに送りたいのか。
どんな事を世に証明したいのか。

自分の人生をどう過ごしたいかも同じです。

今日を経てさらに大きく育ってほしいです。

2019年7月20日土曜日

夏休み



今日、終業式を終え、ついに夏休みに突入です!
4人中3人の生徒にとっては初めての夏休み。
おそらく生徒たちも嬉しすぎるでしょう。笑


さあ、夏休み、まず確認しなければいけないことがあります。
「夏休みの課題」です。
これは絶対に計画的に行うようにしないといけません。

課題を計画的にこなす能力は社会に出て必須だと思います。
まずは課題を把握し、定期的にチェックします。
ほおっておくと必ず前日に焦りだす子はいるので。
これはいつの時代も変わりませんね。

学校に通う「権利」をいただいている以上、勉強に真摯に取り組む「義務」がある。
これはZebrasでよく使われる言葉です。
まさにその通りだと思います。

野球に関しても同じです。

文武一道の武田中高として、やるべきことは必ずやります。


2019年7月19日金曜日

夏ノ暑サニモマケヌ



広島はあいにくの雨が続いてます。
現在行われている夏の甲子園予選にも支障が出なければいいですね。

そんなこんなしているうちに、明日から夏休みです。
約1か月、大事な期間です。

こんな暑さだからこそ、体重には特に気を付けようと思います。

Jrの生徒は入学してからほぼ週一回のペースで体重測定をしています。
記録しているのですが、一番伸びた子で3か月で7キロも増えています。
まだ特に何かしているというわけではありませんが、
体重を毎週測るだけでも意識しますよね。

誰一人として減っている子はいません。

しかし、油断大敵です。
この暑さで他チームの大多数の選手は体重が減っていきます。
わかりきったことなので対策は打っていこうと思います。

丈夫ナカラダヲモチ
です!

2019年7月18日木曜日

new item !!



最近、雨が多くて練習のレパートリーが少ないなぁ。

なんて悩みは全国共通かもしれません。
野球が屋外スポーツである以上、工夫なしでは練習が限られます。

そんな事Jrにあってはならないと。
ニューアイテムが到着。




動画のみなのでわかりずらいかもしれませんが。
このマシンとこのボール。
かなり優秀です。

動画を見ていただくとわかりますが、マシンの左右にボールがおいてあります。
これはそのボールの色に従って左右の手でボールを捕る練習です。
この動画で言うと、赤ピンクの二色なら左手、青黄色オレンジなら右手。
という風です。

意外と難しいです。
バッティングにも応用できます。

これはかなり練習の幅が広がりました。
場所も取りませんし、外でも屋内でも練習できます。
しかも一人でもできる。

このマシンは最大限フル活用しないとなと思ってます。
アイデアを振り絞ってます。笑

普通、このマシンだと打つ事だけでしょう。
そんなのもったいなさすぎます。
もっとたくさん使い道はあります。

何事も工夫ですね。

2019年7月17日水曜日

次の一歩



現在、有難い事に合同練習の計画が進みつつあります。

詳しくは後々発表しますが、Jrにとって記念すべき一回目の合同練習。
Jrの活動に賛同いただき、計画ができたこと大変うれしく思います。
また一歩、前進です。

Jrの選手にとってもかなり嬉しい事のようで、かなりワクワクしています。
普段は4人でしか活動していないので、大人数で野球ができる事が嬉しいようです。

野球をするのには仲間が必要だという事を強く感じてほしいです。

共に戦える仲間がいる事に感謝。

私が大学野球部のときほぼ毎日全体で言っていた言葉です。
この言葉の意味は私の中で年々深まっている気がします。

この気持ちを感じられる合同練習にしたいです。
また、この合同練習を大きな刺激を入れるチャンスだと思ってつなげたいと思います。






2019年7月16日火曜日

世界的視野に立つ国際人の育成





https://www.msn.com/ja-jp/sports/news

先日「先を見据える」で取り上げさせていただいたスポーツ庁鈴木大地長官の記事です。
面白い事が書いてありますね。

「中学生ドラフト」

高校野球人口が減っている中、中学生の夢がより現実に近いものに感じられるでしょう。
記事にも書かれていますが、中学生もドラフトにかかることは可能です。
前例もあります。
しかし、成功しているかと言われればそうではないのが現実です。

一方、MLBはどうでしょう。
ユース組織が充実している球団は10代で契約する例も珍しくありません。

実は、中体連やクラブチームに所属しているチームはMLBと簡単に契約できません。
連盟に所属しており、連盟には規則があります。
規則外であっても、前例のなさすぎる事でうまくいかないでしょう。

Jrはというと…
そこも想定しているのでもちろん直に契約できます。

そんな事想定する事じゃないだろうとお思いの方がほとんどでしょう。
ですが、我々はできると思っているから想定していますよ。

実際に契約している選手も世界にはいますから。
世界は広いです。

「世界的視野に立つ国際人の育成。」

我が武田中高の建学の精神です。

2019年7月15日月曜日

作戦会議



期末テストも終わり、もうすぐ夏休みです。


夏休みの過ごし方について、いろんな「作戦」が徐々に出来上がりつつあります。
この夏休み、生徒にとって濃ゆい夏休みにしてほしいと思います。

この夏休みは大きなチャンスです。
最初の夏休みなのでフィジカル、知識、マインドが大きく変わる可能性もあります。

真夏ですが体重、上げに行きます。

ここぞとばかりに作戦を練って畳みかけるくらいでいきたいと思います。

ニューアイテムも最近出現しました。

またワクワクするような報告ができたらと思います。
楽しみにしていてください。



2019年7月14日日曜日

意外と知らない?



全国各地で高校野球選手権大会予選が始まりましたね。
広島も12日に開幕し、熱い戦いが繰り広げられています。

そんな中、実は東京で行われている社会人野球の最高峰、
都市対抗野球大会が開幕しました。

数年前甲子園を沸かせた選手や、元プロの一度は名前を聞いたことがあるような選手も。
ハイレベルな選手が勢ぞろいしています。

都市対抗野球には特殊なルールがあります。
補強選手というものがあり、都市対抗野球本大会への出場を決めたチームは、
本大会への出場がかなわなかったチームから数名自チームに補強選手として
招集することができます。

当たり前のようにある制度ですが、いったい誰が思いついたんでしょうか。
負けたチームの選手が違うチームの選手として出場する。
よく考えるとかなり特殊で面白いなぁと思いました。

実際、補強選手として選ばれた選手は上の大会で活躍するチャンスが生まれます。
このチャンスをものにしてプロに行った人もいます。

これも一種の環境作りなのかなと思います。
人が活躍する場を増やす。
チーム的に厳しいチームに所属している選手でも能力さえあればチャンスがもらえる。
そういう意味でモチベーションの一つに少なからずなっているはずです。

都市対抗野球、あまり報道もされず話題になりにくいですがプレーのレベルは高いです。
是非皆さんもチェックしてみてください。




2019年7月13日土曜日

雨ニモマケズ



今日は中学生の全軟中国地区大会を観に行ってきました。
あいにくの雨でしたが、負けじと選手は頑張っていました。

さすがは各県の代表チームというだけあり、力のあるチームが多かったです。
普段中学生が試合でプレーしているところを見ないせいか、
なかなか新鮮に感じられました。

Jrの選手にも見させたかったなと思います。

中学校の野球人口が減っている中、
こうして頑張っているチームが沢山ある事は大変嬉しく思います。
数字も大切ですが、こうして野球を頑張っている現場がある事は忘れたらいけないなと。
指導者たるもの現場が疎かになってしまったら元も子もありません。

Jrは部活でもクラブチームでもないので、公式戦に出場することは一切ありません。
高校に入り、最初の公式戦、どんな気持ちで出場するのか。
そんなことを思うと気が引き締まります。

全国の中学3年生は最後の大会が近づいています。
悔いのない中学野球にしてほしいです。
そして高校野球も志してくれると一指導者として嬉しいですね。

2019年7月12日金曜日

最後の夏。



https://www.nikkansports.com/baseball

読んでください。お願いいたします。

これが、これが今の、今までの野球界の現状です。

この話が美談なんです。
選手が自分の身体を痛めながらも、かなりの球数を投げる。
チームのためだから、それは素晴らしい。

この現状を何とか打破したいです。
彼がこの大会で二度と野球ができなくなってしまったら。
次のステージでも野球がしたかったのに…と思うかもしれません。

何をタラレバを言っているんだと思うかもしれませんが、
その可能性を限りなく0に近づけるの事が指導者としてやるべき事ではないでしょうか。

本人の意思もあるでしょう。純粋に仲間との野球が好きなんだろうなとも思います。
投げたい気持ちは痛いほどわかります。
私が高校生の頃だったら間違いなく投げますと言っています。

しかし、これは高校野球界を考えると推し進めるべきではないです。

すごく残念に感じました。
こういった事実がある事は認知していますが、これを美談にするとは。
現在球数制限等の議論も活発ですが、そういう活動を無下にするような話です。

これはあくまで一意見でしかありません。
ですが私は強くそう思いました。

2019年7月11日木曜日

選手ファースト



最近話題になっている投手の球数制限。
高校野球での導入は先送りとなりましたね。

そんな中、全日本軟式野球連盟が小学生の大会での導入を表明したそうです。
大きな組織がこういう動きをしてくれることは非常に大きいです。

https://www.kobe-np.co.jp

そこで必ずと言っていいほど議題にあがるのが
「投手が足りない。」
「弱いチームが更に厳しくなる。」
といった声です。

私はこういった意見が出る事自体が、今の問題であると思います。
勝つために。しか考えてないんですよね。

じゃあ沢山の選手にピッチャーのチャンスを与えているのか。
「投げる」事に対する十分な指導ができているのか。

やれることをやった上で議論しないと始まりません。


Jrでは色んなポジションを経験します。
ポジションを固定することはしません。
そのほうが選手の器も広がりますし、スキルも上がります。

もっと指導者に遊び心があってもいいのかなと思いました。

2019年7月10日水曜日

テストステロン



本当はMLBオールスターの事を話したいのですが…
今日はJrの話を。

昨日から、ついに、ウエイトが始まりました!
生徒たちも興味があったようで思ったより食い付きがよくて安心しました。

ウエイトを始めたとはいえ、今はまだフォームを確認しながらになりますが。

一般的に言うと、ウエイトは中学生の時期にやるものではない!
という意見が多いでしょう。

では、具体的にいつからならOKですか?
なぜ今までNGだったんですか?

中学生と高校生に体格差はありますが、それが理由になる事はありません。
男性ホルモンも出やすくなるため、むしろメリットです。
ウエイトをするメリットを考えると、やるほうが断然いいと思います。

幸い、武田高校はウエイトに対する意識は高く、毎日誰かがウエイトをしているので、
お手本には困りません。

運動数値の測定と組み合わせ、最適な練習を選択していこうと思います。

2019年7月9日火曜日

桁違い


ついにきましたね!

MLB HOME RUN DERBY 2019!!

いや、かなり面白かったです。
まだ見ていない方は是非見てみてください。
かなりの衝撃を受けるかもしれませんよ。

優勝はなんと新人のピート・アロンゾ選手。
シーズンですでに30本もホームランを打ってる強打者ですね。

新人選手ですよ。
新人選手がホームランダービーで優勝するのは史上2人目みたいです。
この長いMLBの歴史の中で2人目という凄さが伝わると思います。

このアロンゾ選手と決勝で戦ったのがゲレーロJr選手。
ゲレーロ選手も新人選手で、実は新人選手同士の決勝戦だったんですね。
今日一番会場を沸かせたのはゲレーロ選手でした。
この選手もえぐかった。

シーズン本塁打で他の選手より劣っているため、
下馬評ではあまり良い評価ではなかったですが。
ふたを開けてみれば…

第一ラウンド40ホーマー。
合計本塁打91本。

両方ホームランダービー新記録です。

なんとなんとゲレーロ選手、まだ20歳。
中一の生徒と比べても、7歳しか違いません。
7年後Jrの子がここまで成長していける可能性があると思うと、ワクワクしてきます。

ですがその環境がなければ当然成長もできません。
限りない伸びしろを感じた一日でした。

2019年7月8日月曜日

夢に手を伸ばす



最近八村塁選手のドラフトなどで話題になっているNBA。
日本もBリーグが活発になりバスケットボールが盛んになりつつあると感じています。
そんな中この記事。


https://news.yahoo.co.jp

日本の中学生が世界最高峰NBAの若手育成キャンプに参加するという。

八村選手のように日本で育った選手がNBAに行ったことで、
今まで本当に意味で夢のようだったNBAに手を伸ばそうと思える位置にまで来ています。

しかも中学生というのがまたいいですね。

日本アマチュア野球には無数の連盟があり、簡単にこういう活動はできなくなってます。
日本野球が閉鎖的だとか鎖国的と言われるのはここもあるのではと思いますね。


https://news.livedoor.com

見ていただくとわかりますが、16歳でもヤンキースと契約できるんです。
日本にそんな考えありますか?
可能な仕組み、環境、ありますか?
無ければ選手の夢をつぶしていることになりますよ。

もう一度読んでくださっているみなさんには考えていただきたいです。

「今、メジャーに本気で行きたいと言う選手を育て上げられますか?」

この基準で環境を作っていきたいです。

2019年7月7日日曜日

異国の祭典



さあ、熱い暑い夏がもうそこまで近づいてきています。

私は今すごく楽しみにしている事があります。

それは、MLBホームランダービーです。


MLBオールスターゲームの前日に行われるホームラン競争ですね。
世界最高峰のMLBの中でも選ばれた8人によって競われます。

毎年、とにかく凄いの一言に尽きます。
日本のホームラン競争も白熱していますが、正直比にならないほど凄いですよ。
去年はブライスハーパー選手の優勝でしたが、今年はだれが優勝するんでしょうね。

お祭りなだけに個性豊かなバットや演出もワクワクします。
当日オールスターゲームは行われないのに、たくさんの客が集まります。
日本はゲームの前座的位置ですが、アメリカはかなり盛り上がります。
華やかさもありますね。

日本人はあまり興味がない人が多いですが、実際かなり勉強にもなります。
何より見ていてかなり興奮しますね。

皆さんもぜひ注目してみてください。

2019年7月6日土曜日

つながり



Jrは高校生の隣で練習しています。
他の中高一貫校と違いスタッフも同じです。
ですから中高のつながりがかなり深いのは大きな特徴だと思います。

練習中でも、横を通る高校生が声をかけてくれたり、
ちらっと覗いては気の利いたアドバイスをくれたりします。

中学生にとって高校生は身近でありあこがれる存在のようで。
しかも最近は有難い事に取材も来ていたくことが多いのでより憧れの心を抱いています。

この環境ってかなり素晴らしい事だと思うんです。
言わばコーチがそこら中にいる状態ですよね。70人くらい。笑


先日、高校主将の郷地君が取材で
「武田で野球を嫌いになる人はいないと思います。」
と言ってくれていましたが、そんな思いで野球をしている姿を13歳の頃から
間近で見る事ができる。なんて羨ましい…
と同時にこの子たちも同じ思いができるよう過ごしてほしいなと思いました。


自分が高校の時はこうだった。

という環境ではなく

自分が高校のときこういう環境で野球がしたかったな。

と思う環境作りが大切だと思います。


もうすぐ夏休み。
大事な期間が始まります。
最適な準備を進めています…



2019年7月5日金曜日

深刻な問題?



今日はまた記事について話したいと思います。

https://www.nikkansports.com/baseball


高校野球人口が5年連続で減少しているようです。
記事によると昨年より9千人超の減少だとか。

皆さん、どう感じますか。

野球人として野球人口が減っていくことは見過ごせません。

しかし、その原因はなんでしょうか。
最近話題の坊主問題でしょうか。
障害の多さでしょうか。
誰にも明確な原因はわかりません。


ただ、事実として、高校野球人口が減っているという事は、
中学から高校に上がる際、野球をするという選択をする人が減ったという事です。



私は、中学校で野球の本当の楽しさを教えられていない事が一番の問題ではないのか


と思います。


今の時代は、多様化の時代です。
いろんなスポーツが普及してきました。
eスポーツだってどんどんメジャーになっています。
野球にだけにとらわれず、色んな競技に参加する子が増えたとみれば
むしろ良い気もします。
ですが野球人としては悲しい現実である事は変わりません。


最近、中学校の試合を見に行くことが増えているんですが、
昔に比べ、中学校もスタンド応援の子が増えてきました。
スタンドで応援している姿は一見素晴らしいように見えますが、
その人数、試合に出られていない子がいるという現実なのです。
その現実から目を背けることは絶対にあってはならないと思います。

高校野球では更にその人数は増えますよね。
じゃあ他の競技しようかなと思うのは普通です。

中学野球、高校野球のロースターは決まっているので、
ベンチ入りとスタンドが分かれるのは致し方ない事であるのはわかっています。

ですがそれを美化しすぎるのはいかがなものかなとも思います。


もっと子ども達が活躍できる場が増えてほしい。
もっと怪我をする子が減ってほしい。
もっと野球を心の底から楽しいと思える子が増えてほしい。
もっと野球に対して大きな夢を持てる子が増えてほしい。


私は今の野球界の深刻な課題はここじゃないかと思います。
このような数字も大切です。
ですが現場の環境作りは比にならないほど大切です。



文がまとまってない様にも思えますが、私の思いが伝わればうれしいです。


2019年7月4日木曜日

テスト明け





今日はテスト明け一発目の練習です。待ちに待った練習で嬉しそうに来てくれました。
そこで、運動数値の測定を行いました。
二週間ほど前に測って以来の測定です。


まだ本人たちは具体的にどの数字が良いとかはわからないとは思いますが、
細かく教えていくことで徐々にわかっていくと思います。

また、定期的に測定を入れることでより練習の目的が具体的になります。
測定の種目にも意味があるので、そこを理解する事が重要ですね。


今日、高校生はテレビ局の取材が行われていました。
この環境が間近にある中学生、なかなかいないのでは?
こういう姿を見ながら成長できるのは大きな強みになります。

中学生はすごいなとテンション上がりっぱなしでした。
野球人口減少が嘆かれる今、野球に夢を持てる出来事だったのではないでしょうか。


そんな気持ちが続く組織にしていきたいですね。

2019年7月3日水曜日

ゴルフのススメ



今日、日本ハムの近藤選手の記事が出ていました。

https://headlines.yahoo.co.jp

その名も、「ゴルフのススメ」

近藤選手のスコアももちろんすごいですが、
ゴルフと野球、似ているようで違う競技に共通点を見つける。
そして自分の競技の感覚とマッチさせ、競技能力を上達させる。

この能力が素晴らしい。
Jrもゴルフはほぼ毎週行っています。
まだまだ難しいと感じているようですが、何かしら感覚をつかむ時が来ると思います。

前から言っているように、Jrの活動はすべてに意味があります。
もちろん、ゴルフをする理由はこれだけではないですが、大きな理由の一つです。

「他競技から『感覚』をつかむ」

これは中学生の年代ですごく大切なことだと思います。

皆さん、どんどんチャレンジさせましょう!
生徒のために!


2019年7月2日火曜日

変わりゆく指導




https://headlines.yahoo.co.jp

最近、この記事のように勝敗は二の次というような指導者が増えてきていると感じます。
勝敗よりこの年代は育成だと。

皆さんもご存じのようにJrはその意見に大賛成です。
日本野球界も一つの転換期になっているのかなとも思います。

ですがまだまだ小中学生の投球過多やケガのリスクが高いチームは多いです。



高校、大学、プロ野球、MLBと進んでいく上で、~15歳の年代でケガを抱えるという事が
どれほどその子の人生を左右させるか。
気づかぬうちに夢を断たせてしまっている可能性もありますよね。
子どものために活動するのにこんな悲しい事はありません。



また、記事には硬式、軟式、テニスボールを使いながら練習していると書かれています。

Jrも同じです。
基本的には硬式ですが、テニスボールも軟式ボールも使いますし、
ソフトボールも使います。
同好会なので使うボールにとらわれないのは魅力ですね。

今後もこういうチームが増えてくれる事を願い、発信を続けていきたいと思います。

2019年7月1日月曜日

マインド



今日は私の好きなタレントの武井壮さんについて少し話したいと思います!
有名なタレントの武井壮さんですが、
武井さん、学生時代は陸上で十種日本チャンピオンにもなったことのある方です。
2015年、2018年の世界マスターズ陸上ではリレー種目でなんと金メダルを取っています!
今現在もSNSでの発信など興味深いものも多いです。

十種競技を知らない方に簡単に説明させていただくと、
100m走や走り幅跳び、砲丸投げ、棒高跳び、1500m走など、
十種の競技での総合成績で競う競技で、一番過酷な競技とも言われています。
十種の世界チャンピオンは「King Of Athlete」とまで呼ばれます。

そんな武井さんの言葉



ここまでやっていたと。しかも学生時代に。
この手段ももちろん素晴らしく感銘を受けたのですが、

なにより、学生でありながら「アスリート」としてこうありたい、こうあるべきだ。
という考えを持ち、そのために何ができるか考え、考え、行動に移し、
日本一という結果を残したそのマインドが素晴らしいと思います。

これこそが「欲」であり「探求心」であるなと。

Jrにはこういう情報に触れる事の頻度を増やそうと思います。
今は沢山の必要な情報に触れる事が重要です。

そうすることでスケールの大きい人間になってくれたらと思います。



こんなマインドを持ったアスリートになってほしいなと思います。

P.S.
youtubeにも動画が載っていました。
「武井壮しらべ」で検索してみてください。

ZebrasJr. Official Uniform 

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