2019年7月22日月曜日

選手ファーストとは。



昨日、第43回日米大学野球選手権大会が終了しました。
3勝2敗で日本の勝利。
MLBの金の卵が集結したアメリカに勝った事は素晴らしいと思います。

ただ、負けたアメリカにすごく感じるものがありました。

https://news.infoseek.co.jp

アメリカ代表のマクドネル監督のインタビューは非常に興味深いと思います。
何より、選手ファーストがブレない。
毎試合違う投手が先発し、その中で戦う。
普段、アメリカでの登板間隔がそもそも日本とは違うので、
このシリーズだけ登板間隔を変えるという事はしていませんでした。

それは何故か。

選手の未来を見ているからだと思います。
インタビューにもありました。
『この子達は金の卵だ。何より安全、将来を考える。』

口で言うのは簡単です。
実際に行動に移すのは本当に簡単ではありません。
メディアの声は大きな影響、力を持っています。
メディアに反応した世間の声もそれはそれは大きいでしょう。
もちろん選手も負けたくないでしょうから出たいと言うかもしれません。
しかし、ブレない。
そして相手へのリスペクト。
だからアメリカのベースボールは素晴らしいと思っています。

「選手ファースト」
口で言うのは簡単です。
日本で選手ファーストと言う人はかなりいます。
しかし、実行に移せているのはほんのわずかだと思います。
ほとんどの人が口だけです。

安全性を確保するだけが「選手ファースト」ですか?
将来は?
野球の楽しさは?

「選手ファースト」
このままではただ使い勝手の良い言葉になってしまいそうです。


口だけにしない。と口だけで言わないように。

自戒をこめて。

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