2020年3月3日火曜日

厳しさは必要?



自主性って大切ですよね。

え?いらなくない?って方はふーんって感じで読んでいただければと思います。

一般的に自主性とは野球で言えば選手がやらされるものではなく、自らの意志で野球に取り組み、成長するために努力する事だと思います。

日本国語大辞典日本は、「他に頼らず、自分の力で考えたり行ったりすることのできる性質」と書かれています。

ということは自分が成長するために、自分の力で問題を見つけ、解決する能力が必要になります。
問題を解決するという事については、難しい問題ですが色んな人が目を向けていますし、世の中に色んな情報があふれています。

では、問題を見つける事に関しては?
ここが難しい所です。

人間、人の悪い所はすぐ見つけられるのに自分の悪いところは見つけづらいのです。
盲目になっているというか、本能的に盲目にしているというか。
自分が得意な事は伸ばしたいという欲がありますが自分が苦手な事に関しては触れたくないと思うものです。

そこで重要になるのが「厳しさ」なのかなと思っています。

自主性の下で厳しさを求めると大きな成長につながると思います。
自らの意志で動き、自らの意志で努力する。
そこには厳しさが必要になる。

自分はどうやって成長していくべきなのか。
そのために何が必要なのか。
それを得るためには何をすべきなのか。
ここまで考えて行動に移す。

要は自らを律する事が必要になる。

自律ですよね。

これこそ社会が求めている事でもあるのではないでしょうか。

よくある良くない例として、自主性を重んじていると言っているチームがありますが、選手は楽をしているだけで成長にコミットできていない。
指導者もそこを指摘するわけでもなく、自主性という言葉を魔法の言葉かのように使い指導者ですらフワフワとして成長にコミットできていない。

最近よくあると思います。

全く次のステージにつながらないですよね。

自分で課題を見つけ、解決につなげていく経験を持っている人間は重宝されるのではないでしょうか。


とはいえまだ中学生高校生が相手ですから、そんなに簡単にできるわけもありませんし、それが当たり前です。

だから指導者が必要なんです。
そこに導いてあげる。

馬を水やり場に連れていくのが大切です。
勘違いした指導者は馬が自分で水やり場に行くのを横で見守っています。

水やり場まで連れていけばあとは水を飲むかは本人次第。
そこでそこまで培った自主性が試されます。

指導者が何もかも教えるのは違うと思いますが、放置はもっと違う。

指導者って難しいですね。
毎日勉強です。

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